宮城県七ヶ浜町(しちがはままち)を訪問してきました。
七ヶ浜町社協のボランティアセンターのみなさんと
被災により崩れてしまった住民のコミュニティを再構築するため『被災地域の新たなコミュニティにおける高齢者地域見守り支援計画策定委員会』を立ち上げて、様々な検討を行っておられます。
そしてこのたび「箕面での住民相互の見守り活動を参考にしたい」という要望があり、地区福祉会活動の取り組みをご紹介しに行ってきました。
七ヶ浜町は人口約2万人。町の3分の2が津波にのまれ、人口の約5%の尊い命が奪われました。
2年ぶりにおじゃましたのですが、津波を連想できないほどきれいに整った地域もあれば、手つかずの場所もまだまだ多くありました。
ボランティアの手作業できれいになった海岸
津波によりなぎ倒されたガードレールはそのまま
仮設住宅などに住むかたが孤立せず、手芸や木工など生きがいの持てる「ものづくり」をしながら楽しく交流できる工房『きずな工房』も訪問させていただきました。
以前に箕面市民からあずかった着物のはぎれをお届けしましたが、みなさん覚えていらっしゃいますか。
あのはぎれも、素敵な『貝雛』や『コースター』として生まれかわっています。
多くの作品が展示されています
全国から注文が殺到しているようです
箕面市社協はこれからも支援を続けますが、みなさんもたとえ被災地へ行けなくても、思いを馳せることは忘れないでください。
これは、私たちの住む国・・・日本の出来事なのです。
職員☆
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