
6月26日(日)東生涯学習センターにおいて東小地区福祉会主催の地域シンポジウム「子どもの福祉を考える」が開催されました。約60名ほどの参加者のもと、基調講演とパネルディスカッションが行われそれぞれの想いが伝わる内容でした。ここで出された問題意識を踏まえ、これから地区福祉会の幹事会で地域における子育て支援について年間テーマとして検討がされます。

元小児科医、市教育委員でもある福井さんの講演「塾以外で学べる力」
・社会全体が目指す速く、効率よくという方向が子育てと合わない
・子どもはその年代に応じた学ぶべきことがあるが、
それを身に着ける前に次のものをどんどん先取りさせてしまう傾向
学力の前に生活や遊びの体験が必要、それを地域の人たちと一緒に

東小校区で子どもたちと関わる活動をしている6人のパネラーからの報告
(こども会、PTA、主任児童委員、幼稚園、中学の先生、コミスポ)
●問題意識、提起
・我慢ができない子ども
・こどもの体力低下、遊ぶ場所、空間がない
・育児を放棄する親、こころの病を抱えた親
そうした親子のサポート体制づくり
・小学1年生で落ちこぼれる時代
・親が役を嫌がりこども会に加入させない
・コミュニケーション力
挨拶を大人が実践している姿を見せることが必要
・昔のこどもと今のこども
「本質はかわらないでもでも環境が違う」
「子どもも親も個の時代」困らない時代
会場からは
「地域の団体はそれぞれ想いをもって色んな活動をしている。これからはバラバラに活動するのではなくコラボレーションが大事。一緒にできることを増やしていくべき」との意見が出されました。
こうした意見を踏まえどんな取り組みが東小地区で生まれていくか楽しみです!
パネラーの皆さん、準備された福祉会役員の皆さんお疲れさまでした。
東小地区担当 M

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