第五中学校でも福祉体験授業が実施されました。

先日は南小学校での授業をご紹介しましたが、今回は第五中学校で、12月1日(金)5~6限に実施された授業の様子を見学してきました。
小学校では一学年全員が同じ授業を受ける形が多いですが、中学校になると、一学年が幾つかの班に分かれ、それぞれに異なる授業を体験し、後日に生徒同士が自分の学習内容を発表・共有しあう形式となります。今回の五中でも、一年生158人が6班に分かれて様々な授業を受けました。

視覚障害に関する授業では、牧落にお住まいの上田一裕さんが、ご自身の体験談や簡単な点字の指導に加え、日常生活の中で視覚障害のかたが暮らすための様々な工夫について、クイズ形式で紹介してくださいました。たとえば阪急電車では、梅田方面行きのアナウンスは女性の声、逆方向は男性の声、と使い分けられていること、ご存知でしたか?
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車いす体験の授業では、船場西にある中途障害者作業所「いきがいワーク」のスタッフと、普段車いすで生活している利用者の女性2人が講師を務めました。
スタッフが車いすの使い方と実際に乗る&押す体験の指導を担当。利用者のお二人は、人生半ばまで元気に過ごしていた中で突然倒れ、以後は車いすが必要になったことなど、これまでの体験談や今の暮らしのお話しをされました。
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高齢者についての授業では、「ナルク箕面」の協力により、加齢による身体の衰えを再現する装具を身につけて、新聞を読んだり階段を下りたりする体験をしました。子ども2~3人に対しナルクのメンバー1人が付き、1人が体験中は他の全員で介助・見守りする態勢で行われました。
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その他にも手話体験、要約筆記体験、妊婦体験など、合計6種類の授業が行われました。

このように市内の小中学校では、主に総合学習の時間を使って、福祉に関する多様な授業が実施されています。平成28年度の2学期にボランティアセンターが関わったものだけでも、全校合わせて31種類(内容重複あり)が行われました。
これらに共通しているのは、福祉課題を抱えているご本人たちがボランティアとして授業に参加し、子どもたちに直接体験談を語ったり交流したりしている点です。学校の先生がたは「教科書で習うだけでは分からないことを、実際に地域で暮らす人たちに会うことで知ってもらいたい」との思いを持っており、授業に協力してくださるかたを探しておられます。
センターとしては、できるだけ学校の近くに住んでいるかたをご紹介したいのですが、現状では遠方のかたにお願いすることも多いです。もしも「私ならこんな話ができるけど…」というご協力をいただける障害当事者のかたがいらっしゃいましたら、ぜひボランティアセンターまでご一報ください!

TEL 072-749-1535  FAX 072-727-3590
Mail mvc@minoh-syakyo.or.jp

ボランティアセンター担当 大原
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